育児に参加するメリット(男性編)
こんにちは、仲井翼です。
最近はセミナーの企画も乱立し、壇上にあがることも増えてきたのですが。セミナーというと”教育”というジャンルになるのでしょうか。
読む本も「伝え方の本」だったり「表現力の本」だったり「出来るのと教えるのとは全く違う能力だ」などなどと変わってきました。
でも、今一番勉強になっているのは、実は育児なんです。
僕は世の中のイクメンさんほどではありませんが、多少育児に積極的です。
仕事をしている時。隣で同じ格好をしてぬいぐるみをいじる娘。
お仕事をしている気分なのかな?
こんな風に近くに横になってみたり。
寝ている間に陣地を占領されることもしばしば。
最近はパソコンで仕事をしていると、猫のように絡んできます。
デスクの上でやっている時はいいのですが、リビングで仕事しているときは戦争です。
マジ対決です。
図書館でお気に入りの絵本を探している時。
どんな本がすきなのかなー。
娘のオムツ替えは、嫁よりも先に経験しました。
離乳食作りもしましたし、食べさせたりもします。
嫁が寝込んだ時は、ひやひやしましたがなんとか乗り越えました。
父乳が出れば完璧なんですけどね。
2〜3時間だったら2人でお留守番もできそうです。
寝かしつけも昼間だったら大丈夫です。
でも、夜の寝かしつけはお母さんがいいみたいです。
自宅で仕事をすることも多いのでいつも身近にいますし、
もちろんかわいいからという理由もありますが、
育児に関わる一番の理由は勉強になるからです。
誰しも「教育」というと一番力が入るのは我が子の教育ではないでしょうか。
情熱的な塾などでも「お前らは我が子同然だ!!俺のことを親父と呼べ!!!」
などとでてきますが、「我が子同然」というのはそもそも「何が何でも我が子には本気で教えるぞ!」ということが前提となっているから成り立つ言葉なのです。
僕も2016年の6月に父親になりまして、
たくさんのことを教えるつもりが、
たくさんのことを教えてもらいました。
その中でも、一番ずっしりと身にしみて感じているのが、
人間を含め動物は真似をして成長するのだということ。
もともと知識としては周知の事実だとは思います。
「学ぶ」というのは「真似ぶ」からきている。とも言います。
しかし、これほどまでに!!
育児に携わって実感しました。まさにそれだ。と。
最初はお世話をするという感覚なんですが、だんだん大きくなったり、何かを教えようとすると”真似”というところに意識が向きます。
うちの子は生後8ヶ月ですが、ハイハイは普通にできて、つかまっていれば歩けます。20秒ほどなら一人で立てます。特に一生懸命教えたわけではないのです。
ですが「バイバイ」や拍手やお返事などとーーーっても可愛い仕草はまだしません。泣
これ、環境のせいのほかないですね。
それに気付いたのは先日初めて行った児童館でのこと。
ハイハイができたり、つかまり立ちができたら、周りの大人がみんなで拍手してたんです。
わたくし、えらいねーと頭なでなでしたり抱きしめたりしてました。(僕がしたいだけ)
気付きました。
そんなんじゃ拍手するわけねぇえええええ!
見たこともないんだから当然だ。
出かけるごとにバイバイを”教えて”いたのですが、そもそも僕と嫁が手を振ってバイバイしてれば勝手に真似するものなんですよね。
僕が嫁に名前を呼ばれた時に手を挙げてはーいといっていれば、子供も真似するもんなんですよね。(頭おかしくなったかと思われそうです)
つまりは、自分の行いを正すことが一番の教育だということなんです。
これは、子供に対してだけではなく、社会の中でも通用する教訓かもしれません。
知識では知っていても、実感するとまた感じ方が違うものです。
「育児は手のかかるめんどくさいもの。仕事で疲れてるんだから泣かせないでくれ。」
これを言うのは、ほとんどが育児に全く参加してないお父さんらしいですよ。
少しだけでも育児に参加することで、
そんな夫婦のイライラもなくなるのなら大きなメリットですよね。
そんな風に思うと、たとえバリバリの仕事男性にとっても、育児は大変大きな意味のあるものになるのだと思います。
教育者にとって育児は貴重で大きな経験。大切な勉強。
今しかないので、経験しておこうかと思います。
Comments