字幕入れは完全手作業です。
こんにちは!仲井翼です!
まず、声を大にして結論から言います。
「伝わりやすくする工夫しかしません!!」
突然ですが皆様。
(いきなり結論を叫んでおいて”突然ですが”もなんですが。)
医者の不養生なんていったり。
マッサージ師の肩こりだったり。
美容師の髪の毛だったり。
これらに共通することといえば何でしょう?
自分で自分のことをできない職業。
人のために自分の技術や腕を磨く職業です。
僕が普段しているセミナー動画の撮影なんていうのも実はその類いなんです。
本人はほぼ100%カメラの前で講師をしていますので、自分で撮るとなると三脚。
iPhoneを自撮り棒につけて講座をやる講師をみたことありません。
今日のテーマの中では、この”動画や写真を撮るカメラマン”は特殊です。
カメラマンは自撮りと他撮りは差があることを知っています。
でも自撮り文化の現在、撮られる側はこの差を知らないことが多いのです。
ちなみに僕は今、"みなさんが開催するセミナーに入らせていただいたり”、"自分が開催するセミナーで三脚を立てたり"して、セミナー動画を制作してます。
この2つ雲泥の差です。
身をもって実感してます。
ほんとに、切実です。
・人に撮ってもらう。
・三脚で撮影する。
この2つならば間違いなく人に撮ってもらいたい!
・自分でセミナーも撮り編集に入ると「うわ!ここで見切れる!?」とか思って(見切れたのは自分です)、次は見切れないように引きで撮ったりします。
・定点で撮っているので画が一定でつまらない。講師の表情や仕草がよかったり、板書が見えなかったりすると「あー。ここはアップにしたいなー。」と思ったりします。
この二つの問題。編集でアップにすれば解決なんです。
ただし、画質は落ちます。
多少なりとも伝わりにくくなるということです。
サンプルが下にありますので後ほど見てみてください。
そういった技術的な面でも撮影を依頼するメリットはあります。
もう一点は人間が撮るというメリット。
撮影者は撮りながらもセミナーを受けているわけですから。その時のリアルな感情は撮影にも出ますし、いいセミナーであればそれは気合いが入るものです。泣けるセミナーであればもちろん泣いているわけです。(注:仕事中です)
セミナーの内容が興味のある分野になると受講生気分ですよね!笑
(プロ意識は忘れない程度に)
そして内容を一度見ているというのは編集する際にとても楽!
僕の場合は一台は定点で全体を映す冷静な三脚カメラ。
もう一台は僕が一脚を使って講師中心に追う感情的なカメラとして使うことが多いのですが、ある時、僕の手カメラも定点撮りを心がけようと思った講座があったのですが(シンプルなものを好む方だったので)、これまたちょっと僕自身が勉強になってしまい、講師の口調が強い時や表情が良い時はなぜか若干寄っているという!!笑
でも、その方が「伝わる」動画ができやすいなと最近感じています。
伝わりやすいか伝わりにくいか。
これが僕がセミナー動画を作る上での唯一の注意点です。
伝わらないセミナー動画作ってもしょうがないですから。
子供が理解できない子供向け絵本みたいなものです。
なかなか面白そうな代物ですが。
これをやったら伝わりやすくなるなって思うことはどんどん提案していきます。
それをやったら伝わりにくくなるだろうなっていうことは確認いたします。
さぁ、そんな風にして楽しく撮った2台分の動画を一通り全部見てから使いたい画を選んで構成を組んでいきます。
その後、頭にセミナーのイメージが残っているうちに扉やエンディングやその他デザインを作ります。必要ならばオープニングの挨拶などを別撮りしたりします。
あとはそれらを入れ込んだら完成となります!
ですが、「字幕付け」をご依頼頂いた時はここから自分の手作業で字幕をつけていきます。
正直、自動でつける方法はたくさんあります。
おもいっきし楽できます。
それこそ結構なクオリティを叩き出す場合もあるでしょう。多くはないですが。
でも、字幕だけで最後まで動画を見る方もいるんですよ。
音が出せない屋外や。子供が寝ているとなりとか。
通勤電車ではイヤホンがあっても字幕は大事という方も多いはす
そう思うと字幕ってかなり大切なものなんですよね。
字幕もね、言ってる通りに打てばいい場合がほとんどですが、文字にするとニュアンスが違う場合っていうのもあるんですよね。あえて違う言葉を使ったり、例えば「(あなたがたは)きっと飛躍するでしょう!」なのか「(わたしは)きっと飛躍するでしょう!」の場合はかっこ書きがあった方が「伝わりやすい」わけです。意地なのか維持なのか。自動でつけた字幕が終始漢字をうまく使った例をみたことないです。
わかりやすくないとダメなんですよ。
セミナー動画なので。だから字幕がいるんです。
自身もセミナーをやっている人間が、実際にその人のリアルなセミナーを撮影しながら見て、一通り動画も目を通し、間や構成をみながら手作業でいれることがクオリティを上げるコツなんです。
ここは伏線で繋がっているから注釈はいらない。
この講座の場合は綺麗という言葉は”キレイ”でいこう。
などのアイデアも浮かびやすいのです。
字幕入れるだけで1週間かける場合もありますが、こつこつやって完成です!!
そして最後に、ご希望の方にはその作品のハイライトを抜き出し、BGMをきめ、コメントを決め、1分程度の短尺に仕上げたプロモーションムービーの制作をします。
僕のセミナーのものですが、サンプルがございますのでご覧ください。
(先ほどのズームによる画質の変化にも注目です。)
これを例えば、動画セミナーのサンプル動画として使ったり。SNSで拡散したり。広告に使ったり。使い方は人それぞれです。
こんな感じで大体2週間〜1ヶ月ほどで完成します。
(1週間〜10日のお急ぎ仕上げもございます)
もし、ご自身でセミナーの動画を制作しようと考えている方がいましたら、ぜひ一度僕のことを知っていただいて、お力添えをさせていただけたら幸いです。
伝わりやすくする苦労なら惜しみません。
それ以外の内容等につきましては、講師様の腕次第でございます。
お問い合わせはこのページの下部、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
Comments