今や、携帯ケースは適当に選ぶものではない。
美容師向けのマーケティング講座「ナチュラルマッチマーケティング」の代表講師をしている仲井翼です。
今日は朝からだらだらと過ごしています。
だーーらだーーーら。という感じではなくて。
だらっ、だらっ。という感じです。
今日やったことといえば、
・新しくしたiphoneのケースを買う
・昼からステーキを食べる
この2つですね。
僕、甘んじたんです!!(突然なに)
なんの話かというと、iPhoneです。
実はiPhoneXを予約していたんです。
そして、おそらくもうすぐくるかなぁっていう時に(先週あたり)iPhone8に替えました。
なぜだと思いますか?
なぜ、僕というお客様は、iPhoneXを予約していたにもかかわらず、iPhone8を買ったのでしょう?
品質も希少価値もiPhoneXのが高いのは知っています。
機能的に最先端といえるものかもしれません。
でも、iPhone8のが結局魅力的だった。
その理由は3つあります。
・早く替えたいというニーズがあった。
・あらためて調べたら性能的にはほとんど変わりがないと気付いた。
・というか、今の使い方ならどっちも変わらん。
結果、僕にとってはiPhoneXは「やりすぎ商品」だったんですね。
そこまでのハイテクも性能の高さも僕には必要ない。
おなじ価格だったとしても結局iPhone8を買っていたと思います。
メーカーさんは一生懸命開発して、細部にまでこだわり、満を持して発売したのでしょう。
でも、ほとんどの人にとってその性能はお飾りで、話題性やプレミア感が人気の理由かもしれません。
実際、iPhone8使いやすいです。何不自由ありません。
美容師さんも確実に同じ現象に陥りがちな職業です。
美容師は職人であり、接客業です。
職人であれば技術がめちゃくちゃ大事です。
ただ、それだけではないのが美容師さんです。
マーケティングマイオピアに気をつけなくてはいけませんね。
そして、本日ケースを買いに行きました。
ケースというかバンパーですね。
落とした時に割れにくいように。
これは今や必要不可欠のものです。携帯電話が10万円を超えるんです。
これが1万円の携帯電話だったら落としても「あーあ。」で済むかもしれませんが、そうはいきません。
落としたときに割れにくくするための2〜3千円は安いものです。
これが携帯代金の2〜3%程度に相当します。
もともとただの素材加工品ですので、その割には利益率も高く、間違いなく売れます。
ただ、例えば携帯が2万円の場合、同じ価格のケースを買うでしょうか?
2〜3千円だと、携帯代金の10%〜15%に相当します。
こうなると買いませんよね。高いですよね。僕だったらもっと安いケースにします。
ちなみに、画面シールも前は980円とかのものを貼ってましたが、今回は4千円弱です。
前はiPhoneSE(3万円程度)、今回はiPhone8(10万円程度)です。
美容室の場合は、ヘアスタイルに対してのヘアケア剤やスタイリング剤がそこに相当します。
例えばパーマをかけて、そのパーマを毎日綺麗にスタイリングするために必要なものがあったとします。
スタイリング剤とか、ヘアケア剤とか、コテとか。
定価9000円のパーマに対して3000円程度のプロダクトは抱き合わせとしてありでしょう。
しかし、定価3000円のパーマに対して3000円程度のプロダクトとなると、それはあくまでもパーマはパーマで、プロダクトはプロダクトということになってしまいます。全然ありますけどね。
中には定価1000円のパーマでプロダクトが3000円程度という場合もあります。
この場合は、逆の抱き合わせになります。
「プロダクトを買ってもらうためにパーマをかける」ということです。
居酒屋さんの「飲み放題500円ですー!!!」と同じですね。
キャッチとして強いものを用意して、
ただし、おひとり様につき2品お料理をご注文ください。となるわけです。
利益は後者で取るんです。
これは戦略であり、緻密にマーケティングされた結果、生み出されたものです。
基本的にはマネタイズのタイミングは後ろにずらすほど大きくなると言われていますので、皆様もアイデアがあればやってみると良いかもしれません。
さて、肉の話は今度にします!!笑
肉を食べたい僕が、なんで、そのお店を選んだのか。
そんな話をしようと思います。
では、また!
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